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  • お酒が飲める年頃です。
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泣かないでマイハニー
 「またそうやって無駄遣いして、」
 「煩い!私の気持ちも知らないくせに!」

 そう言って、両手で耳を塞ぐ彼女の頭を撫でながら囁く様に話す。

 「分かりますよ。誉めて貰いたいのでしょう?認めて貰いたいのでしょう?」
 「そんな同情いらない。」
 「落ち着いてお聞きなさい、私の可愛い可愛い梨杏。貴方はお姉さんでしょう?」
 「誰も私を分かってなんてくれない。」

 私は一人ぼっちだと瞳に涙を溜めてそう言った。

 「私なんて死ねばいい。」
 「そんな事は言わないで下さい、私の可愛い可愛い梨杏。」

 また頭を撫でた。

 「でも、無駄遣いはよしなさい。傷付くのは梨杏自身なのですよ。」
 「なら、私はどうしたら良かったの?大人げなく本気で怒れば良かったの?本気で傷付いたって!我が侭をぶつけ合ったって何もならないのにっ?」

 服を掴むその手が愛しい。

 「私はお姉さんなのに!?」
 「貴方の無駄遣いは自暴自棄と同じです。」
 「結果的に良くなれば良いじゃない!」
 「良くならなかったらどうしたのですか?」
 「・・・・だって、」

 他にどうせれば良かったのよと怒鳴り暴れようとする彼女を抱きしめる。

 「・・・自分でも分かってる。大人げない。馬鹿みたいに意地張って、衝突して・・・」

 相槌を打ちながら宥めるように背中を撫でてやる。

 「・・・私なんて死ねばいい。」
 「私なんてなんて言わないで下さい。だって、貴方は頑張ってるから、」
 「貴方は優しい。」
 「約束、覚えていますか?」
 「大丈夫。覚えてる。」
 「死ぬ時は一緒。」

 そう言うと、その日初めて彼女は満足したように笑った。
 可愛い可愛い私の梨杏。私は貴方であり、貴方は私ではない。

 (・・・願わくば、小さな衝突が後戻りの出来ない様な衝突にはなりませんように・・・)

 この子との約束がまだまだ叶いませんように。

おわり

あとがき
 オリジ。精神論。記憶。経験。事実。妄想。約束。言葉。気持ち。想い。憧れ。夢。
 そんな約束をして四年は経ってる。“私はいつだって死ねるんだ!”そう思うと逆に死なないで頑張れる気がするんだ。
2007.08.21(Tue) | 日記 | cm(0) | tb(0) |
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